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天国の本屋


パルテノン多摩で「天国の本屋」を、親子3代女4人で観た。原作のイメージをどんな形に舞台では現すのだろうと楽しみに行った。天国の本屋さんは、真っ白い風船のような雲に囲まれ、雲の切れ目から白黒写真を並べた下界の様子がのぞける。天国の人たちは、声はすれど顔は見えない。だから、登場人物はユイとサトシとユイの三人だけ。ユイの弟も声だけ。少し物足りない感もあり。原作同様、本の朗読シーンは多かった。ストーリーに、本の朗読という形で恋人たちが時を超えて結ばれるという物語を朗読で重ねた趣向は凝っていたが、お芝居としてはやや単調な感じがした。でも、重い十字架を背負ったユイとその心を開こうとするサトシとヤマキのあたたかい、いや熱い思いは伝わってきた。最後に誰もいない天国の本屋に空から雪が後から後から降ってくるシーンは涙で出るほど美しかった。そして何よりこの舞台で良かったのは松谷卓の生演奏のBGM。本屋の上の雲の高い所で真っ白い天使の衣装を着た松谷卓のシンセサイザーから流れ降りてくる音の調べの美しいこと。とても感動した。
『天国の本屋』紺野まひる、須賀貴匡、ルー大柴で、一日のしめくくりがお芝居で心洗われて良かった。今日は、仕事が休みだったので、大掃除にとりかかり、朝はリビングの電気のかさを12個もとりはずして磨いた。お昼を食べて、K先生の命日だったのでHさんとお墓参り、その後菜穂の中学保護者会へ。早めに抜けて家で食事を作り、食べてから観劇へ。とても慌ただしい一日だった。K先生も相変わらずの私のどたばたぶりに天国から笑ってらっしゃるかもしれないなあ…。



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