354

10、11日と娘の私立高の試験が終わった。「どうだった?」と母の一声に、娘は今時の子の決まり言葉「ビミョ〜。」となんだかわかるような、よく考えるとやっぱりわからない一言を返してくる。でも10日の第一志望校のテストは「難しかったけれど、落ちた気もしない。」とのことで、娘は「学校で受かった時に友人にみせるオチのあるシュミレーションばかり色々なパフォーマンスを私の前で披露している。何て、お気楽な子なんでしょう!?私もそんなおちゃらけ娘を見ていると、「受かっているよねっ!」って気持ちになり、時に小さな不安も胸の奥に芽生えつつ、楽観的に12日を待てた。そして、12日の10:00、ついに合否を確かめるC高校のH.Pを開く時間となった。部活で留守の息子以外の夫、私、娘の3人で合格者一覧にこわごわ?目を向ける。目を皿のようにして、探さなくっちゃという気持ちとは裏腹に、1ページ目にすぐ目に飛び込んできた数字354,試験前に「354.みこしだ、きっと縁起のいい数字!」と言っていた彼女の第一志望校C校の受験番号だ。「やったあ!お母さん、あったあ!」と私に満面の笑顔で振り向き、そのままソファーに座っている父の胸に飛び込んだ!「おめでとう!NAHO!やったね!」、夕方にはN校の合格通知も電報で届けられた。都立校も一応受験させようと思っていたけれど、担任の先生から「第一志望校が受かったら、都立は辞退して下さい。」とのことで、我が家の受験は昨日で終わり、予想外に早い春を迎えることができた。娘は今から、C校のスクールライフに期待をふくらませ、私達も一安心。これも、両家の両親の祈りや学校の先生や塾の先生のおかげ、そして何より彼女の頑張りが結果に結びついて本当に良かった。都立第一志望の多くの友人達の合格を心から祈ってます。
そして、時を同じくして、10日娘の受験以上に私の胸を占めていたのは息子のことだった。10日は息子の高校の合唱祭。息子は一ヶ月前に、1/42という確率で恐運のくじを引き当てて、なんと合唱祭の課題曲の指揮者になってしまったのだ。聴くのは好きだけど、「音楽の授業は大嫌い!」だった息子がこの一ヶ月本当に重責に苦しんでいた。「オレさ、逃げ出して不登校になるほど、弱くもないけど、開き直って、ノリでやるほど強くもなれないんだよな!とにかく、時間がたって終わって欲しい!」と、めげながらも、放り出さずに頑張っていた。クラスのバンドをやっている友人や部活の悪友達に支えられながら…。9日のリハでは、「チョーやばい」状況だったけれど、本番は緊張しつつもこなせたとのこと。当日、私は仕事があり、見に行けなかったけれど、同じ高校の母仲間のNさんが、「ちゃんと出来ていて良かったよ!」とメールをくれた。本当に、嬉しい、安心した一言だった。息子も大変な経験を経て、さらに心の器が広く、丈夫になったのではないかと思う。
10日は、子ども達二人それぞれに記念すべき日であり、母としての私も心が揺さぶられる一日だった。
12日、身近な私の友人達に娘の高校合格報告メールを送ったら、お祝いメールを沢山いただいた。
近所のWさんからは、早速お花もいただいた。赤いバラと白いスイトピー、早速リビングに飾った。