日帰りドライブ 昇仙峡

塾缶詰特訓に息子を送り出し、娘も合宿中なので、夫とちょっと遠出ドライブに出かけた。行き先は山梨県の昇仙峡。府中国立インターから中央高速で、甲府昭和インターまで、車内で昨日のプール疲れでうとうとしていたらあっという間についた。カーナビもない我が家の愛車だが、夫の「あの千葉ナンバーにくっついていけば、多分着くと思った!」という動物的?勘のもと昇仙峡にも無事着いた。車を置いて、遊歩道を渓谷を眺めながら歩いた。気温は30度を超す暑さだったけれど、渓谷近くの道は岩がかげになったり、大きな木に囲まれ川を眺めながら歩くので涼しかった。昇仙峡のポスターでみかける覚円峰は岩山が天に向かっており、雄大な景色だった。遊歩道は思ったより、短い距離だったが山々が美しかった。大学時代に訪れた北海道の層雲峡を思い出す景色だった。散歩でお腹が空いて、お昼は絶景の覚円峰を眺めながら、青空の下、手打ちそばと岩魚の塩焼きをいただいた。
岩魚は、松谷みよこさん作の竜の子太郎のお話の中で、太郎の母が貧しさのあまり、お腹が空いて一人で食べて竜にされてしまった魚だ。どんな魚かなと思っていたのが、今日食べることができて感激した。とりたてで塩がきいていて、あっさりした味でとてもおいしかった。昼食後は、車で影絵の森美術館で藤城清治の影絵展や山下清の石版画などを見た。影絵は、その緻密な作業と幻想的な美しい作品に感動した。山下清氏の有名な長岡の花火もみられて良かった。でも、彼の作品では、私はヨーロッパ紀行のものが色遣い、町の雰囲気がそのまま伝わってきていいなあと感じた。帰りに湯村温泉郷の中の小さな宿で、夫も私もそれぞれに一人貸し切り入浴してきた。いい一日だった。